ディズニーシーに直結する憧れのホテル「ホテルミラコスタ」に実際に宿泊してきました。予約の取り方から当日の流れ、気になる料金まで、リアルな体験をもとに詳しくレポートします!
ホテルミラコスタとは?

ホテルミラコスタは、東京ディズニーシーに直結しているディズニーホテルです。パーク内の雰囲気をそのまま感じられるイタリアンな外観と、部屋によってはパークビューが楽しめることから、ディズニーホテルの中でも特に人気が高いホテルとなっています。
予約方法と料金
予約のタイミング
ディズニーホテルの予約は宿泊日の4ヶ月前の10時から開始されます。人気の部屋は予約開始直後に埋まることも多いため、早めの予約がおすすめです。
今回は予約開始の翌日に確認したところ、空室は1部屋のみでした。パークビューの部屋は特に人気なので、希望の部屋がある場合は予約開始と同時に予約するのがベストです。そうでもしないと予約することはできません。
今回の宿泊料金
- 部屋タイプ:トスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム
- 料金:約93,000円(1室2名)
- 朝食:1人4,000円(別料金)
チェックインの流れ
到着〜エントランス

チェックインは15時以降可能です。今回は16時頃に到着しました。
車で向かうと、まず並木道のある美しいエントランスが出迎えてくれます。坂を上りきると噴水があり、まるでイタリアに来たかのような雰囲気です。

エントランスのロータリーでは係の方が対応してくれ、荷物を預けることも可能です。駐車場まで少し距離があるため、荷物が多い場合はここで預けるのがおすすめです。
駐車場について
- 料金:1泊3,000円
- 利用可能期間:宿泊日の2日間、出し入れ自由
- 駐車場の種類:
- 立体駐車場
- ミラコスタ建物下(屋根付き)
- カーポートみたいな場所
今回はミラコスタの建物下に駐車しました。完全に屋根があるので雨の日も安心で、エレベーターがすぐ横にあるため移動も便利です。
ロビーでのチェックイン

エレベーターを上がるとウエディングのエリアがあり、そこから約50m移動するとロビーに到着します。

ロビーは吹き抜けになっており、天井にはディズニーシーの各テーマポートをイメージした絵が描かれています(ファンタジースプリングス開園時に話題になったものです)。

フロントで受付を済ませる際、誕生日などの特別な日かを聞かれます。ちょうど誕生日のお祝いで行ったため、シールとミッキーたちからのメッセージカードがもらえました!
訪問時はクリスマス期間だったため、ロビーにはツリーも飾られていました。
ミラコスタの雰囲気

ミラコスタは全体的に照明が落ち着いていて、リラックスした雰囲気です。パークで遊んだ後のチェックインにはぴったりですが、明るい気分で過ごしたい方には少し暗く感じるかもしれません。
部屋の種類と選び方
ミラコスタの客室は大きく3つのエリアに分かれており、それぞれ見える景色が異なります。
1. ポルト・パラディーゾ・サイド【一番人気】
ディズニーシー側に面した部屋で、パークビューが楽しめます。最も人気が高く、予約開始直後でないと取りづらい部屋です。
2. ヴェネツィア・サイド
ディズニーシーのヴェネツィアンゴンドラの発着地点(パラッツォカナル)を望める部屋です。パークの一部が見えますが、ポルト・パラディーゾ・サイドほど開けた景色ではありません。
3. トスカーナ・サイド【今回宿泊】
ホテルやパークの入り口側に面しており、パーク内は見えない部屋です。その分予約が取りやすく、料金もやや抑えられます。

パークビューにこだわる場合はポルト・パラディーゾ・サイド、予約の取りやすさ重視ならトスカーナ・サイドがおすすめです。
実際に泊まった部屋レビュー
トスカーナ・サイド カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム
今回宿泊したのは「カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム」です。
「カピターノ」はイタリア語で「船長」を意味し、ミッキーと仲間たちの旅をモチーフにした部屋になっています。
部屋の特徴


- 壁紙:ミッキーたちの証明写真(?)みたいなデザインで埋め尽くされている
- 装飾:船で立ち寄った港町の絵や航海図が飾られている
- 天井:星座が描かれており、旅のワンシーンを表現
部屋の設備

入口を入るとまず洗面台とクローゼットがあり、奥にベッドスペースがあります。
アメニティ

アメニティは充実しており、綿棒やコットンが入っている缶、ミニコップは持ち帰り可能です。宿泊の記念になるアイテムとして嬉しいポイントです。前回のランドホテルのものとシリーズで集めることができました。
窓からの景色

トスカーナ・サイドのため、パーク内は見えませんが、屋上庭園のような景色が広がっていました。外に出ることなどはできませんが、日本らしくない特別な雰囲気は十分味わえます。
窓は少しだけ開けることができますが、パークの音はほとんど聞こえません。ショー「ビリーヴ」の時間には微かに音が聞こえる程度で、何の歌かとかは全く分かりませんでした。
部屋が若干暗い
照明がベースで暗めなので、リラックスするには最適ですが、仕事や勉強には不向きです(する人はいない)。
館内施設
時間があったので館内を探索してみました。
パークを一望できるスポット

ロビーからディズニーシーに直結する階段を降りる途中に、パークを一望できる場所があります。ポルト・パラディーゾやプロメテウス火山が見渡せる絶景スポットです。
パークを見ることはできますが、ビリーヴの時間帯は立ち止まるのが禁止のようです。
ミラコスタ内のショップ

ミラコスタ限定グッズや主要なお土産、おもちゃ類が販売されています。パーク内で買い忘れた場合や、時間がない場合はここで購入するのも良いでしょう。
レストラン「オチェアーノ」

ロビーから直結しているレストランで、朝食ビュッフェが提供されている場所です。朝食を食べたので後述しております。
プールについて
残念ながら訪問時期はプールが営業していなかったため、利用できませんでした。行きたかったのに…
イクスピアリへのアクセス

翌日パークに行く予定だったため、この日は夕食をイクスピアリで済ませることにしました。リゾートラインを利用しましたが、クリスマス装飾がとても可愛かったです。
帰りはリゾートラインのホームから直接ミラコスタに入る改札が使えて便利でした。ずっと使ってみたかったので使えて満足でした!
朝食レビュー
レストラン「オチェアーノ」
朝食はロビー直結の「オチェアーノ」でビュッフェスタイルです。
- 料金:1人4,000円
- 予約方法:ホテル予約後、プラン編集画面から追加可能
- 支払い:店舗での会計
オチェアーノの雰囲気

「オチェアーノ」はイタリア語で「海」を意味し、店内は海をイメージした装飾や内装になっています。窓からはパークが見え、プロメテウス火山も望めます。
席に着くとまず、紅茶かコーヒーを選べます。
朝食メニューの特徴

一般的なビュッフェと同様の品揃えですが、ディズニーらしい演出が楽しめます。ミッキー模様のメロンパンやチュロスもありました!パーク内で食べられるものと一緒かは分かりませんでした。
今回はパンをいくつか食べて紅茶と楽しみましたが、やはりハッピーエントリーがあるのでゆっくりできず、もったいなかった気もします。
チェックアウト方法
チェックアウトは部屋のテレビで支払いを済ませれば、鍵をボックスに返却するだけです。
テレビでのチェックアウト手順
- テレビに表示されるQRコードをスマホで読み取る
- スマホで支払い手続きを行う
- 完了後、鍵をボックスに返却
注意点:クレジットカード決済のみ対応です。現金払いの場合はフロントでのチェックアウトが必要です。
ハッピーエントリーの使い方
ホテル宿泊者最大の特典が「ハッピーエントリー」です。
ハッピーエントリーとは?
通常の開園時間より15分早く入園できる制度です。
- この日の開園時間:8時30分
- ハッピーエントリー入園時間:8時15分
入園方法

ミラコスタのエントランスを出てすぐの階段を下りると、ハッピーエントリー対象者専用の入口があります。一般の待機列を横目に、スムーズに入園できます。
ハッピーエントリーの現状
早く入れるメリットはありますが、注意点もあります。
- 8時15分時点で稼働しているアトラクションがない
- ほとんどのアトラクションが9時から稼働
現在の開園時間(9時前)では、ハッピーエントリーのメリットは以前ほど大きくないのが正直なところです。
実際の入園後

入園直後に行ったこと:
- アナと雪の女王のアトラクションのDPA(ディズニー・プレミアアクセス)を購入
- プライオリティパスを取得
- クリスマス開始直後だったため、ショップのスタンバイパスを取得してショップへ
8時20分頃からは朝のグリーティングやマーチングバンドを楽しみました。

まとめ:ホテルミラコスタに泊まるべき?
トスカーナ・サイドでパークが見えなくても、ディズニーシーに直結している利便性とホテルの雰囲気だけで十分価値があります。
パークで遊び疲れた後、すぐにホテルに戻って休めるのは最高の贅沢です。翌日もゆったりとパークに向かえるため、心に余裕が生まれます。
憧れのお泊りディズニーを叶えたい方は、ぜひ一度ミラコスタに宿泊してみてはいかがでしょうか!



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